または「如何にしてこの私は堕落したものであるか」(挨拶

大学時代に、高校からの同期がいじっていたのを見たのがきっかけ。
当時「ロードス島戦記」「漂流伝説クリスタニア」「アルスラーン戦記」の熱狂的読者であった黒猫は、瞬時にして「このゲーム面白そう」と悟ったのである。

高校の同期とか後輩の中に、当時からマジックをかじっている者たちがいて、カードはそのへんからテケトーに投げてもらった。
そんで、なんか初心者向けであると聞いた赤緑に最初は手を出す。・・・ホ、ホントなんだからねっ!別にアンタのためjy(ドキュー・・・ン

もらいものでしか作ってないので、当然クオリティもそんなんである。大食らいのワームサイッキョーっすよ。灰色熊?たかが2/2に人権(てかクマ権)ねーっす。
そして赤。稲妻、火葬なんて高級品さ。時代は分解と火の玉っすよ。賢者の学院禁忌の魔法ですぜ旦那?つえーにきまってんじゃん。

・・・そんで、その大学の同期に、ランスが通るのを確認するまで止まらない人と、戦いに目的なんていらないって言う人と、ケアヴェクを裏切ったのかジャムーラを裏切ったのか分からない人に完膚なきまでに叩きのめされたのです。それが始まり。砂漠の狩人?そんなもん幻覚にすぎないですよハハハ。

そしてほどなくスターターを買うことに。買ったのは「第五版」である。引いたのがコレ。

BBB
エンチャント(場)
・あなたのドローフェイズを飛ばす。(ドローフェイズって何?)
・あなたがカードを捨てる場合、そのカードをゲームから取り除く。(Removeって何?)
・1点のライフを支払う:あなたのライブラリの1番上のカードを裏向きで(もうわけがわからないよ)

なぁ。これって運命(さだめ)なのかね。
当然当時の理解力では、この「引いちゃダメ!」って言ってるドクロさんが、恐ろしいほどに世を席巻したカードであるとはつゆ知らず、お嫁に出ていくことになったのです。
(注:当時から英語のセットばっかり買ってた)

こうして赤緑ライフが始まったのであるが、ほどなくして「テンペスト」が登場。
ここで登場するのが、我が同期の中でも筋金入りだったマジックジャンキーであるw私にとっては師匠の師匠にあたる。
東京という最先端の環境に揉まれていたその男は、里帰りするなり「対抗呪文」や「サファイアの大メダル」「時間のねじれ」そして悪名高き「転覆」で我々を恐怖のどん底に陥れたのである(やや誇張)。

※なお、彼がおもな根城にしていたのはイエサブ新宿ハイパーアリーナである。都内の超古株さんなら、彼のことをあるいは覚えているのかもしれない。

「青」の洗礼を受けた俺は、徐々に心が闇に蝕まれていくようになる。・・・そう、暗黒の儀式。カウンターされるより前に出してしまえばいいのだ。九頭龍閃を破るのと同じだ。
おりしも時代はシャドー。ブロックされないのだから先に倒せばいいのである。墓石の階段なんかも、この頃よく使った。
・・・当然のように「プロパガンダ」「貿易風ライダー」「大クラゲ」にしてやられるわけである。
そうして時間を稼がれてからの「転覆」連打。

・・・諸君、私は青が嫌いだ(今はそうでもない)。

そしてほどなく「適者生存」と「繰り返す悪夢」が登場し、文字通りの悪夢に悩まされる環境が続いたのである。
だってさぁ。クラゲもゴキブリおじさんも出し放題よ?虎の子のネビ板は猿に割られるしさぁ。そもそも新緑の魔力どうしようもなかったんだ、あの頃は。

そんなときに、ふと五版から出てきたカード。それが。

悪疫 / Pox

こうして、黒猫の原型は産声を上げたのである。

次回「ウルザズ・サーガ」編につづく。はず

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